住まいの風工房

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風工房のこと

住まいの風工房


 

まいの風工房は栗駒山で山林事業や製材事業、チップ製造、建築業と山から住宅まで一貫して仕事をしてきた材木屋から建築部門が完全独立した会社です。

なぜ材木屋が建築を始めたかというと今から22年ほど前、自社で伐採から製材まで一貫して生産していたのですが工務店や大工さんが買いに来るのは外材ばかり、米ツガ、米マツ、スプルスと国産材はほとんど使ってもらえませんでした。山林事業を行っていた私たちにとっては、自分たちの木が買ってもらえないとても不安な思いになりました。

「このままでは国産材を使ってくれる人はいないのではないか?戦後植林された材が伐採時期を迎えてくる。このままでは山はダメになってしまうのではないか?
そして山で暮らす私たちは生活ができなくなるのではないか?」と。
そして結論に達した答えは、自分たちの木を自分たちで売ろうということでした。
大工さんや工務店さんは買ってくれないので家を造ることによって最終エンドユーザーである住まい手に国産材の家に住んでもらおうということになりました。そして国産材の家造りが始まりました。

元の優秀な大工を集め、手間稼ぎが支流の大工を社員にし、一丸となって家づくりを行ってきました。当時は「家は和風でなければならない屋根は大きく木をふんだんに」がキャッチフレーズで、写真①のような家を主体に造ってきました。
木材を40年以上扱ってきている私たちは木は植物であり人と同じで樹種の違いはあっても同じ木は1本もないことを知っていました。ですから木造の家は大工が木の癖を読み手刻みによって造るものだと思っております。プレカットなどの機械加工は行わず頑固に職人の技にこだわった家づくりを行っています。


から12年ほど前、あるセミナーに参加した中で、アトピーの女の子の話を聞いたことがきっかけでした。その当時アトピー性皮膚炎などの言葉は解っておりましたが、驚いたのはその女の子のアトピー性皮膚炎の原因が、住宅に使われているビニールクロスの接着剤や合板からでる化学物質だということでした。

家は人を守るものと考えていた私たちにとっては家が人を傷つける原因になっていることがショックでした。そこから私たちは、「住む人を守る本物の家造り」を目指す取り組みが始まりました。

平成16年より「住まいの風工房」と社名を変更し安全、安心の暮らしの環境を提供するべく木材だけではなくそのほかの住宅部材もすべてにおいて自然素材を提案する家造りを始めました。

合板や新建材を使わず木と土と石とを主体とした家づくりを目指しました。


 

ロからのスタートと言っていいほどの大転換に当初は誰からも理解されず、年間10棟~12棟の施工棟数が2棟までに激減しました。しかし一度シックハウスの危険性を知ってしまった以上もう後戻りはできません。スタッフと歯を食いしばりながら日々新しい素材や工法の研究をしました。
また地元の建築家や、東京の有名建築家などにも教えを請いまた一緒に仕事をしてもらい、住む人にとって快適で住みやすい家とは何かどうしたら豊な生活ができるのかなどの暮らしを勉強しました。

今ではたくさんの仲間ができ、アレルギーの方や化学物質過敏症の方までいろんな方々が私たちを訪ねていただき、ともに悩み、苦しみながら楽しい家づくりをしております。

 


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